アインシュタインはその著書「晩年に想う」の中で、「教育とは、学校で習ったことを全て忘れてしまったあとに、自分のなかに残るもののことである」と述べています。彼はこの本のなかで、教育の目的について、
「教育は、他人から独立して思考することができる人間を作るための訓練である。そして、その力を社会が直面する高度な問題の解決に役立たせなければならない。」と説いています。
日本人は「教育」というと、まず幼児期から青年期にかけて行われるものだと考えがち。でも教育とは本来、そういった年齢的枠組みに縛られるものじゃない。むしろ一生を費やして「自分」を伸ばし続けることこそ、本物の教育だと思う。