う~んぼくが見る限りですけど、世界の名だたる成功者・スーパースター達って、「金」という外発的な動機によって動かされる前に、純粋に内発的な動機で興味を持ったこと・始めたことの延⻑線上に、自分の仕事やビジネスを見つけてたりします。たぶん、ぼくが思うに「才能がある人」の特徴はこれです。純粋に内発的動機があるから強いんです。
しかし、大方の人は、「金が欲しい」「金を稼がなきゃ」という金、金とにかくお金という気持ちで、仕事の世界との接点を持ったはずです。それは、アルバイトにしろなんにせよそうです。
そりゃー、この両者間で差が生まれて当然ですよね。一方は純粋な動機で動き始めて、もう一方は報酬目当てで動き始めたのですから。もちろん、報酬目当てで動き始めた人であっても、プロセスをたどる過程で純粋に仕事の面白さに気付けることもあると思います。しかし、基本的に、「報酬」目当てで仕事の世界と接点を持ったような人間は、才能ある人間達が語る「天職」とか「好きなことを仕事にしていれば・・・」みたいな話とは、ある程度距離をとってもいいのではないかと思います。
おそらく、大方の人にとって、仕事は「手段」なはずです。人生の目的を達成することに資する手段なはず。そこまで、仕事に入れ込む必要性も、その資質もないはずなのです。多くの人は仕事で悩んでいるはずですが、ある程度仕事と自分を切り離してみても良いと思うんです。