昔だったら、頑固オヤジがやっている店で、「俺の商品が気に食わねっつーんなら帰れ馬鹿野郎!!!」みたいなの、ゴロゴロあったはずなんですよね。
そういう職人気質な店というか。で、こういうビジネスがなぜ減ったのか、って言ったらやっぱり大衆迎合していって、売上規模と利益を追求するビジネスが増えたからだと思うんですよね。
客層を広げていこうと思えば思うほど、「万人受けは無理」っていう人間関係の絶対の法則が効いてくるわけですよ。
その方向に走っちゃダメだと思うんですよね。
フェラーリみたいなちょっと変わったビジネスとかスゴイと思います。イタリアの片田舎で経営されてて、毎年、需要よりも少なく車を作り、成⻑を目指さない。成⻑する気がない。面白いですよね。ああいう変なビジネスが良いんですよ。
理想としては、一人でもいいからすごい感動してくれる人がいる商売みたいなのがいい。
芸術の世界というのは、たとえ、一人の人が自分の絵を1000万円でも買ってくれるのであれば、それで生活が成り立ちます。1年に1回、1枚絵を描いて終わりなんです。それで食っていけたりする。
アートに生きていく、ってのはそういうことだと思うんです。
で、今の自分はそういうのに興味があって、アート感覚持ってる人が好きだったりする。自分にはその感覚があるかどうか分からないけど。
アートを志向しているのかもしれない。
とりあえずヤンサン見よ。