僕が思うに、人間関係って、「嫌な人」と付き合うよりも、「良い人」との付き合いがある方が辛いと思うんです。
なぜかというと、嫌な人って切ればいいだけ、テキトーに扱っておけばいい、無視すればいい、相手にしなければいいんですが、良い人に対しては「あぁ、恩を返さなきゃ」とか「礼儀を尽くさなきゃ」とか「気分を害さないようにしなきゃ」「話す内容気をつけなきゃ」とか思っちゃいますよね。
で、これが行き過ぎると不自由になるんです。
気を使いまくるようになる。
ストレスが溜まる。
自由を愛する僕が、なるべく人間関係をシンプルに、限られたものに、また適度な距離感を保ちたがるのは、どちらかというと悪い人と関わりたくないというよりも、良い人と付き合いが生まれることによる「気遣い」の不自由さ、これが自分にとって厄介だってわかっているからなんですよね。
