日本はこれからますます高齢化社会に進んでいき、自分のまわりでも死ぬ人間が増えてくる。もしくは自分かもしれない。
人間生きているからには、いつか必ず死がやってくる。
早いか遅いかだけの問題で、避けようとしても避けられない、自然界のルール。
パスカルは言ってます。「人間はあと一週間の命になった時にすることを、生涯懸けてしなければいけない」と、、、
自分が本当にしたいことしてますか?
「本当に会いたい人に会い」
「本当に話したいことを話し」
「本当に見たいものをみて」
「本当に食べたいものを食べ」
「本当に行きたい所に行く」
病気、災害、事故。
そんな死がいつなんどき訪れるかわからない。
つまらない常識や価値観に振り回されて、人生を無駄にはしたくないですね。
パスカルの言葉を突き止めると、人は「今、死ぬ」となった時にすることを生涯懸けて成し遂げなければいけないってことですかね
「死から逃げようとしてない?」
幻冬舎社長、見城徹さんが言ってたけど「死に向かってる自分を忘れさせてくれるものが5つある。一つは恋愛、一つは仕事、一つは家族、一つは友人、一つはお金」たしかにそうだなーって思います。
まさに現代人はこの5つのものに獲得に夢中になってる。それで心の安定を得てるかといえばそうでもない。
「結果の知れたゲームから足を洗え!」
終身雇用どころか、「いつ失業するか分からない時代」を目の前にして、「安定を求める」発想自体、時代錯誤。
もう「安定」なんて錯覚、イリュージョンですよ。
日本人は特に同調圧力や群集心理によって動かされることが多いから、みんなと同じが落ち着くんでしょうね。
自分で考えることをしない、疑問を持たない、親や先生、まわりの大人の言うことが本当に正しいと思ってる?ソクラテスが生きてたら「キミたちは考えることさえ怖がっているのか」って肩を叩かれそうですね。こんな時代になってもまだ安定、安定って・・・見極めないといけない、自分にとって何が本当に大事なのか。人生なんて計画どうりにことが運ぶほど甘くないんだから。
「恐れ+無思考+無関心=Lose all」
時代の流れは激しさを増していき、さまざまな価値観がぶつかり合い、より荒々しくなっていく。
これからは、政治的な安定とか、経済的な安定、将来の安定とかっていうものは、もうないと思ったほうがいい。特に若い世代。だいたい何も考えずに安定した生活を送れるなんてこと自体、おかしいことだから。
いろんなことを自分の頭で考え、判断しないといけない。(先人の知恵は存分に借りましょう)
「失敗のない人生」
そんなのある?
今の時代、失敗を怖がって何もしない人間のほうが、後で取り返しのつかないダメージを受ける。
後生大事に過去の幻想を抱いてるなんて、砂漠で蜃気楼を追いかけてるみたいなもの。
ありもしない蜃気楼を追いかけて、最後は死ぬ。
お決まりの受験競争、社会に出れば出たで、くだらない出世競争、誰もが自分のことで精一杯。人を思いやるヒマも無い。しょうもないマウンティングの取り合い。スカしたやつらなんか相手するなんて時間の無駄。勝手に言わしとけばいい、暇だから人の不幸で笑いたくてしょうがないやつらなんだから。
やりたいことがあればすればいい。
夢があるなら追いかければいい。
ジプシーみたいに自由にさまよいながら。
あなたの人生は一度しかない。
今という時は二度ともどらない。
先の見城徹さんの言葉を借りるなら、何かに打ち込むことで、死を忘れたフリをして生きていけるかもしれない。でも、その生き方を続けても心の安定は得られない。
世の中なんて嘘ばっかりなんだから。マジで。。。
歴史はつねに同じことが繰り返されてる。
とりあえずお金とTV、マスコミ。このあたりから調べてみればいい、、、
・人類の歴史
・金融恐慌
・環境問題
・戦争
・身の回りの食品
いろいろと広がっていく。
誰かの言いなりが嫌なら自分で考えて動きだそう。
不満だけをあーだこーだ言ってる暇があれば変えてやればいい。
「メメントモリ」を忘れちゃいけない
それは死ぬためじゃなくて、楽しく生きていくために。
先のこと、老後のことばっかり考えて、節約して、貯金して、買いたいものを我慢して、行きたい所もいかないで、、、今の生活を犠牲にする生き方。
これ、幸せですか?
それを楽しめるならいいですよ。
馬車馬のように働いて、そんなに楽しくもない仕事を毎日こなし、将来幸せが待ってるんだと、自分に言い聞かせて頑張れるならいいんです。
住宅ローン・子供のこと・年老いた両親の介護・借金・人間関係・生きてれば不安のタネなんてつきない。
先のことなんて本当にどうなるかわかんない。
人間はいつ、真剣に自己の存在の意味を考え、自分で自分の人生を決断する、「本当の自分」になるのか・・・
ハイデガー先生は言ってます。
「それは「死」を見つめた時だ!」
自分の人生を必死に生き、短くても強烈な人生を歩む。
そんな生き方もアリじゃないですか。